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2009年12月18日金曜日

Health Care Reform (2)

よく日本に住んでいるアメリカ人は日本の医療は安くていいと言う。
なぜならば、アメリカでは保険に加入していなければ多額の請求を
病院側から求められる。
例えば救急車を呼ぶとアメリカだと5万円かかる。
日本は無料だ。
アメリカの病院で入院したならば、一日20万請求される。
日本だったら国民保険があるから、1万円ぐらいですむ。

もしアメリカで保険に加入していなくて重い病気になったら
その治療費は全て自分が負担することになり、
普通の収入の人が払えるような額ではない。
そのため、沢山の人が自己破産をする。

現在アメリカの失業者数は10%以上になった。
デトロイト市では50%に達していると言われている。

保険非加入者がどんどん増え、今は4800万人ぐらいいると言われている。

オバマが国民皆保険を目指す理由はこの非加入者達をどうにかしてあげたいという
願いからだと思う。

保険に入ろうとしても保険会社は利益を目的としているため、
既往症(preexisting conditions)があるから加入が認められなかったり、
既往症の治療費が限度額を超えるから加入が認められなかったり。
あるいは加入後に病気にかかり、契約を打ち切らるケースが多い。

医療改革は、「お金がある人だけ助かる」という今の現状を変えようという
とても大切な改革なのだ。

ずいぶん前の映画になるが、現在の医療制度をテーマにして話題になった。
デンゼルワシントンが出演するジョンQ。
映画の中ではジョンQの息子が重い心臓病に犯され、
心臓移植がをしなければ助からない。
しかし、家族が加入している保険では、その手術費用は
賄えないため、手術を病院側から断られる。
そこで、切羽詰まった父は病院に銃を持って
病院ごと乗っ取る。(Hospital jack?!)
そして、息子の手術を医者達に要求する。
結末はどうなるかは是非映画を借りて来て見て頂きたい!